大谷吉継と石田三成/工藤章興
e0098054_11334463.jpg

読み終わりました。著・工藤章興の【大谷吉継と石田三成】。
前回の野村敏雄さんよりはずっと読みやすいし、読みごたえあります。
向こうは吉継一本に絞ってあるのでスケールは小さかったかもわかりませんが、途中関ケ原を迎えるまでの疾風のごとき展開の目まぐるしさ、迫力、そして西軍の見る見るうちの敗戦模様も、こっちの方がとっても良かったよ(^^)v




記念に大谷吉継祭り開催しました。



e0098054_11334459.jpg




中央がBASARAの吉継。左が采配の吉継。右は私がデザインしたごく一般的な吉継です。




いやあ…泣いた…。



ダメだ。私いっつも吉継が死ぬところらへんから泣いてしまう(いつもと言いつつ、野村敏雄では泣けなかった。泣く必要は無いので、彼を責めている訳では無い)



いつも冷静沈着で、小早川の裏切りが発覚しても動ずる事の無い吉継が、二回目の裏切りがわかった時にすごーく怒る!という描写がしてあるんですけど、そこがもう…たまらなくウワーッってなってしまった!



小早川だけならまだ勝算があったのに、脇坂やら朽木やらが我も我も裏切ってくれて…これでは負ける!という感情からきた怒りなんだと思うと、感動する。



西軍と三成を勝たせる!という無二の気迫が凄まじく描かれてます。



あ、でも小早川秀秋を【愚将】とハッキリ書くの。あれは…どうなんだろう。
もっと他に言い方無かったかな?
若さ故に優柔不断とか…。裏切った=愚将なら、小早川以外にも沢山いるよ。



関ケ原の戦いは人数的にはほぼ互角、勝算なんかつけられない程の大会戦だから、小早川だって迷うよね。裏切りは小早川なりの生きる選択肢であって、愚かなんかじゃないさ…。
武士の名折れやけどね。



いるだけで一兵も動かさなかった毛利さんや長曽我部さんだっている訳ですしねえ?


で、最後の最後、三成が捕縛されて大津城に繋がれ、そこを通る武将達とのやり取りなどで私の瞳はウルウル。


福島正則の罵倒にもめげない、家康の恩義は受けない、落ち武者身分でありながら小早川を叱り飛ばす、背筋を伸ばす、言い返す!!




──故太閤殿下の恩顧をないがしろにする恥知らずにわしの心がわかってたまるか!──



福島正則先生は言い負かされて引き下がります。



そうですよ。正則さんは悪くないですが言われても仕方ないので、東軍なら東軍らしく余計なチャチャは入れないで引き下がっていなさい。
くれぐれもマブダチのプラカード掲げて加藤と一緒に三成に近づく事の無いように。
私と三成は丁重にお断りします!






話は逸れましたがこの孤軍奮闘ぶりが泣けてくるんです…。



そして、ピリピリしていた三成に不意にかけられた黒田長政からの優しい言葉、節ある態度。


小さい声で「…かたじけない」っていうのとか、涙腺崩壊した。
こんな時でも礼儀正しい!
曲がった事が大嫌いなんだねアアア愛すべき不器用者!



この作者さん、台詞のチョイスがいいのかな?すいすいと胸に入ってくるし、高ぶりがものすごい伝わりました。



ああ、良かった。


もうこの後「義経」読むのとか無理。
ちょっと時間空けよ…。




お、それから関ケ原関連を読む度に私の宇喜多秀家に対する好感度が上がっていきますよ〜。


若くてお坊ちゃまだけど、中々気骨のある人で、西軍の重要な柱です。


初めて知ったのが「采配のゆくえ」で、最初何コイツ気持ち悪いガキとか思ってたら、何か愛着わいてきて、西軍然として戦う様子とか気に入ってしまって。


お陰で未だに彼のイメージ強いわ。
つか、あのゲームあなどれないですよ
私は関ケ原関連を読んだ後必ずやりたくなるし、どっかの無双よりよく出来てる時が…。



前にも言ったけど、宇喜多の事をもっと知りたい。


宇喜多の本無いかな。



あったら是非読みたいでござるよ。
[PR]
by kumatalow | 2011-06-29 11:33 | 日常 | Comments(0)

さらしちゃいな日記。
by サトミッチ
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
フォロー中のブログ
ライフログ
検索
タグ
(1)
外部リンク
ファン
ブログジャンル
日々の出来事
絵日記・イラスト
画像一覧