2012年 03月 03日
LIARGAME-再生-
満員御礼を予想して、前の方の席に座ったら後ろガラガラで拍子抜けしました。みんな見ろよ~~~~!
以下ネタバレ注意です。
まず、従来のLGとの相違点。
・ヒロインは多部未華子演じる篠宮ユウ。大学の卒業式直後に事務局から招待状を貰った不運な女の子。
・秋山はニートっぽかったのが、帝都大学の心理学教授にまで上り詰め、若さが完全に消えた。
・福永はゲームに参加しない
・前回のステージの続きではなく、まだライアーを終わらせたくない出資者たちが始めた一回限りのステージ。よって、エリー(吉瀬美智子)退場。新たにΩ(江角マキコ)とアリス(芦田愛菜)で進行する(かと言って、別に何もしない)
こんなところですかね?ちょいちょい残念な感じになってますけど。
なんというか、役者さんも監督も、スタッフの全てが決められたレールの上を走っているような感じがしました。
斬新だったのは篠宮ユウくらいでしょうか?しかし、そんな彼女も結局はナオの思想が植え込まれて、皆が「絆」という事にこだわり過ぎてしまって騙し合いというより宗教みたいになってしまって。
皮肉にも、私を含め、ライアーゲームファンや観客はみんなの絆や信じる心が見たくて映画館に足を運ぶわけでは無いんですね。
巧妙なトリックや、誰が本物の嘘つきか、バカ正直が翻弄されるスリルと、それを打開する為の更に上を行く秋山の嘘に見所を見出だしているんですよね。だから、ちゃんとそこに重点を置いて貰わないとライアーゲームは面白くないと思う。
今作はどうだったかというとお世辞にも巧妙なトリックとは言えなくて、面倒な所は全部原作通り。最後はメンバーへの良心任せな、全体的に上滑りの仕上がりでした。
全部どこかで見たような台詞とシーンを繋げて、ナオのやり直しをして、目新しさが感じられなかった。
多分駄作なんだろうけど、萌え的な話をすると、私は秋山とユウ嫌いじゃないよ(^_^)/
秋山を無条件で受け入れて、一人で戦うって言いながらいつも秋山の世話になってチーム組んでる安泰のナオより、偽善者ユウちゃんの方が行動力あるなと思った。凄い勇気だよね!
違う雰囲気で秋山を困らせるというか…っていうか、そもそも多部ちゃんがかわいかった。
二人がもう少し会話してくれたら萌えれたのに、意図的に距離を置いてる感じでしたね。秋ナオファンに気を使ったのかな?
お陰で秋山のキャラが出ず、ナオの為に全力投球して、持てる力を全部ぶつけて、リラックスしてる彼が見れなくて残念。
ただの謎めいた経験者という立ち位置でユウを救います!
いやしかし、私は好きだよ!前の方が好きだけど悪くないよ!
主題歌のstep in the floorか?大好き。CD楽しみにしております★
後2、3回は見たいなあ…
by kumatalow
| 2012-03-03 23:51
| 映画