本の扱い方
 私は変わっているというより、人よりだいぶひねくれている。

 部屋はとても散らかっていて、いい大人の女性とは思えないくらいみっともなくてがさつである。たとえば既にあらゆる女性が脳で忘れていても、体が覚えるほどにしみついた、毎晩の化粧水さえ忘れて怠ったりするほどだ。

 興味が向かないことにはとんと無頓着で力が抜けすぎている。


 そんな私でも几帳面な部分はひとつかふたつあるもので、部屋の物に許可なく触らないで欲しいということと(だから散らかっていく)、本を綺麗に扱いたいということだ。

 少しの指紋は仕方ないとして、折れ曲がったりどこかのページの端っこが破れたりするのが我慢ならない。見つけ次第必ず買い直すようにしている。にも関わらず書店で購入するとき、カバーは断ってしまう。本棚に並べたときにタイトルがわからないのが嫌だからだ。


 最近自分のそういう部分にちょっと疑問を感じている。
 本は一度きりと決まったわけでなく、むしろ何度でも使うものだ。何度でも使えば当然汚れてくるし折り目だってつく。外側の表紙はいっちょうらであってメインは物語だ。読む人の手垢が沢山ついてこそ、正しい本の読み方なんじゃないかなあって、近頃思ったりする。

 さして本が好きなわけでもないのに、というところも大きい。


 思ったまではいいが、勇気がなくてなかなか実行できそうもない。
 今日も本が左右に割れないようにまっすぐにして読んでいる。



[PR]
by kumatalow | 2016-01-20 01:50 | 日常 | Comments(0)

さらしちゃいな日記。
by サトミッチ
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
フォロー中のブログ
ライフログ
検索
タグ
(1)
外部リンク
ファン
ブログジャンル
日々の出来事
絵日記・イラスト
画像一覧