ニワトリ達の篭城
玉彩★Ca劇団第30回公演「ニワトリ達の篭城」見てきました。

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ポスターができてタイトル見てからもう楽しみで楽しみで、絶対に面白いという謎の確信を胸に当日を迎えたというのに渋滞に巻き込まれて夜の回に変えて貰ったとか馬鹿でしょう。迷惑かけてんじゃないよって話。


【間違ってるかもしれない簡単なあらすじ】大寒波が訪れた師走の夜、職員室に取り残される4人の教師。彼らは忘年会をする予定だった店から、仕出し弁当が届くのを待っていた。退屈と空腹と寒さを持て余した教師達の妄想が走り出す!

いやいやいやもう本当に面白かった。まず私はこの環境設定が好き。冬の夜の、特に快適とも言えない場所に閉じこもる。 ドラマが生まれないわけないよね。ワクワクする!

フルパワーハイパワーな喜劇に仕上がってはいるんだけれども、ちゃんと人間っぽさがあって(最後には失うけどね)、最初は地味な日常から感じる愚痴から展開して、 いい大人の個性と個性のぶつかり合いがバランス良くてとても良かった。

 そもそも彼らの妄想が何によって膨らんだかというと、ゾンビである。仕出し弁当の配達人が実はゾンビになっているんじゃないか? というあらぬ疑い(疲れてたんだねみんなw)から、瞬く間にパニック映画さながらの応酬が繰り広げられ、内部分裂が起きて敵は人間自身と。順序よくセオリー通りに、ただの教師達がぶっ壊れていくのが面白い。いや笑ってばかりもいられない。 それぞれ武器を持って頭角を現し始める教師達に、リアルな怖さを感じたぞ。

 はちゃめちゃなのに、根幹はしっかりと練られていて、ただ上っ面ではしゃいでいるだけではない理性を感じた。その証拠に、学校一恐ろしい化け物と呼ばれるニワトリの存在がある。

 ゾンビ対策として手に手に武器を持ち、職員室にこもる様を教師達は「篭城」と言った。さらに狂暴化が進んだ教師達はなるほどそれぞれが恐ろしい飢えたニワトリだ。タイトルがぴーん! と繋がった瞬間の観客の喜びがわかるか。長い糸で引っ張った伏線だった。何か、上手いなあって。

 ラストは観客の予想の斜め上を行く。妄想超えたーーーー! 最高のオチだったと思う。

 こっちは面白いから笑っているだけでいいんだが、役者さんたちみんな大変そうだった。はしゃいだり狂ったり突っ込んだりダラダラしたりゾンビになったり動物になったり。使い分けが上手かったのでまったく疲れることがありませんでした。めっちゃくちゃ笑って心の底から楽しかった。
 何かいいな~私もこういう表現ができたらいいのにな~ってすーぐ自分のことに置き換えて羨ましくなった。


お芝居はいいね♪ さっきまで挨拶してた人が暗転後演技モードに入ってるライブ感がいつもドキドキするんだ。あれが好きなんだ。

 玉彩★Ca劇団さんのお芝居大好き。


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by kumatalow | 2016-12-11 23:55 | 日常 | Comments(0)

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