【伊坂幸太郎】首折り男のための協奏曲
 長編だと思い込んで最後まで読み続け、あまりにも小ぶりなオチに首を傾げていたら実は短編集だった、という体験をした。

 「首折り男のための協奏曲」

 帯や、後ろの解説には短編集とは一言も書いてなかった……。ただ、首折り男が出てきて、伊坂作品の常連であり人気キャラの黒澤がまた活躍して、色々な立場の人の悲喜交交。私の好きな群像劇を連想させて勝手に長編だと思い込んだ。短編集って書いてなかった(ちょっと恨み節)

 いや、読み終わるまでに気づけよって話だし、別に短編だったから面白さが半減したということではなくて。長編だと思って読むから腑に落ちないことが沢山あって、短編だと思って読んだらもっと楽しめたんじゃないか、という悔しさがある。

 長編と勘違いしたのは完全に私のミスだが、それぞれ独立した話でありながら、前回の話に登場した人物が今度はメインになったり、別の住人でありながら同じ世界で暮らしているんだということが伺える描写の数々。クロスオーバーな話が多かったのも最後まで気づけなかった原因のひとつではあると思う。

 私はこういうみんな空の下システムが大好きだから結果的には良かった。
 なるほど、確かにこれは協奏曲と呼ぶに相応しいと、なんだかんだで納得できる。

 陽気なギャングのコラボはないのかな~と思ってたら、偶然にもちゃんとありましたよ。連中は一切出てこないけど。
 ホラーあり、涙あり笑いあり、日常を崩さない程度の落ち着いた短編集である。

 いいですか、

〖短編集〗

 ですよ!
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by kumatalow | 2017-03-23 00:45 | 書籍 | Comments(0)

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by サトミッチ
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