2011年 04月 24日
※ネタバレ注意。GANTZ PERFECT ANSWER
待ち遠しかったGANTZの後編もあっという間に公開されてね…。ではどうだったかと言いますと…。
ぶっちゃけ、可もなく不可もなくでした。
映画は原作とは違うから、限られた設定と人物で物語をキチンと終わらせなければならない訳で。
カタストロフィとか出してるヒマ無いじゃんね。
だからスケールは小さめです。
原作の色んなキャラを結集させたオリジナルキャラを駆使して、原作にあるシーンを繋げながら、上手にオリジナル展開へ運んでました。
正直小島多恵がどうして狙われたのかわからなかったんですけど、映画ではまあ、それなりに理由付けもされていたし。
【部屋にある黒い玉】の存在を無視しまくった昨今の原作と比べ、あくまで【GANTZ】に焦点を絞って、あの部屋で物語が終わるところもフムフムって感じです。
ラストは途中から誰にでも読めると思います。
あーそうするしかないよなあ…みたいな。
誰か一人が犠牲に…ってのはあんまり好きじゃないがね、個人的には。
でも計ちゃんと加藤の幼なじみ設定は大事にされています。
では何故可もなく不可もなく、なのか。
随所グダグダなんですわ。
まず、映画見終わった人は「松ケンいっぱい見たなあ」ってなると思います。
星人が化けた加藤と、再生した加藤が二人出てくるんです!
途中で本物加藤が「…千手だ」と言います。加藤星人はどうやら千手であるらしいのに、ずっと加藤の姿で戦ってて千手の姿になってくれないし、途中からものっそターミネーターなんですよ。
お陰で松ケンの顔は沢山見た気がするのに、本物加藤の活躍が少なかった気持ちになります。
それから鈴木のオッサンが「100てんを取って妻を蘇らせるんだー!」と、寝ぼけた事を言います。
再生できるのはGANTZメモリーの中にいる人だけですよ、奥様はGANTZで死なれたのですか?(^-^;)
GANTZでは圧倒的人気を誇る西くんの扱いも、ファンは残念なんじゃないかなー?と思いました。
それからやっぱり、前作と比べてワクワクが足りないです。
星人も人間の形してるし、お話の中心はもはや人間同士の戦いですからね。
シュールな星人とのバトルが懐かしい。私はやっぱり仏像編までしか好きじゃないんだな。
松ケンは最初から加藤とか出来てないから置いといて、二宮はもっと計ちゃん独特の、味の効いた台詞を吐いて欲しかった。
何だよ畜生、ふざけんなよって。
ちょっと殊勝過ぎてつまらない。二宮なら出来そうな感じだった。二宮が変われば話のテンポも変わると思った。
それぢわ、この映画のさいてんをはじぬる。
GANTZ ぱ~ふぇク卜 ぁんさ~
評価:65てん
特徴:松ケンですぎ。
たい変キレい(こまとぬました。
よくできま∪╋こ。
by kumatalow
| 2011-04-24 10:37
| 映画