インフェルノ
 トム・ハンクス主演のシリーズ3作目。街全体に謎が息を潜めるハラハラわくわくドキドキの謎解き観光ミステリー(だと思っている)

 今回はウィルスがどうのこうのと予告でも流していたので、ああ美しい街並みや絵画などからヒントを得た胸踊る謎解きないんだろうなと勝手に盛り下がっていた。なんのなんの。あります。すごく面白かったし、相変わらず引き込まれる。



 出だしはいきなりトムが何者かに襲われたらしい描写と、病院での不穏な目覚め。頭をやられたらしいトムの朦朧とした様子を主観視点でしつこくしつこく描くものだから、開始早々10分くらいで持たないと感じた。オッサンの汚い瞼や唇や髭を延々と間近で見せられ、揺れるカメラと光の明滅というやっちゃいけないコンボの連鎖で(しかも席が前すぎた)若干気分が悪かった。


 誰かがトムに手渡したバイオチューブ。バイオチューブに入っていたダンテ構想のボッティチェリ作地獄絵図から謎が広がり、先へ先へ導かれていく展開は気持ちがいい。さらにトムを付け狙う集団も、誰が味方で誰が敵か、2転3転と見方が変わってくるところも見所だ。大どんでん、まではいかないまでも最後は綺麗にまとまった。

 今回のバイオテロを計画したそもそもの人物の言う増えすぎた人間はやがて地球を滅ぼす説は、確かに一理あると感じさせてしまうものがあった。主人公のちょっとしたロマンスの相手も年相応でグッドである。

 ただ、台詞だけでざっと説明されても理解するのに無理がある瞬間や、強引過ぎる展開もないことはない。何だか最後の方の水中戦のくだりは何が何やらだったけど、よく考えてみればこの作品の魅力は謎解きにあるので、謎もあらかた解いて最後に一花咲かせようと無茶をしたところで特に問題はないかもしれない。余興みたいなもんだ。


 ああ、それから見ている最中どうにもわかりづらい翻訳で、まさか戸田奈津子先生様じゃねえだろうなと思っていたら、エンドロール後に「翻訳:戸田奈津子」って出てやっぱりな、でした。

 今日の夜の真夜中っておかしいだろ。

 そういえばラングドンと盗みを働いた男、思ったより出番なかったな。
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by kumatalow | 2016-11-05 02:51 | 映画 | Comments(0)

さらしちゃいな日記。
by サトミッチ
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