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サボテンの塒

 玉彩★Ca劇団31回公演「サボテンの塒」がいよいよ本番。最終回を見に行ってきた。

 

 今回の公演にはいつもと違うワクワクが私にもあって、というのは今回の脚本はなんと私の書いた小説の後日談なのである。ズルズル説明すると、まず【ヤンデレラ】という大元の小説が合って、それの【おまけ】の【テネブライ】という話の【後日談】それが【サボテンの塒】というわけだ。


 私の書いた小説はマンションが舞台なのだが、後日談でどうしてサボテンになるのか。それはポスターで全部説明されている。まずあちこちに手足を伸ばすサボテンの姿が階層を増すマンションと重なる部分がある着想から、シルエットはマンションになっている(本編を見るとそれだけではないのだが)。いわくつきのオーラに取り込まれた住人たちを表すホラーテイストなタッチで、でもよく見たらふざけてないか? と思うような箇所もあり、つまり玉彩ですよってことが端的に表されているめちゃ宣伝効果のあるポスターなのだ。




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 さて、本編のストーリーはというと。

 マンション【テネブライ】では住人がひょんなことから大家を殺してしまい、大金を奪いあった末にほぼ全滅した殺人事件があった。あれから15年、古びたマンションは【サンシャイン】と名を変えており、良く言えば平凡、悪く言えばパっとしない住人がひっそりと暮らしている。引っ越して8年間、入居者過疎により延々と組長をやり続けながら家賃も滞納し続けるテルオ、帰宅すると必ず通路の電気が消えていて、飼い猫の挙動不審が気になるマハラ、エレベーターの不調で3日分もゴミ出しに失敗しているサブカル色強めのミミコ。


 そんな彼らをまとめるつもりがまとめきれない、惰性でマンションを預かる身となっているお飾り管理人スグル。

 これらのちょっとした異常は本当にマンションが古いから? それとも? 悪霊の塒になっているから……? 

 マンションの上下を縦横無尽に行き来する住人の住人による住人のための戦い、ホラーコメディサスペンスアドベンチャーが幕を開ける!!

 いや、もう笑いっぱなしの70分だった。自慢ではないが私は笑わない。どんな腕利きの芸人がいろいろやったって爆笑の渦はそうそう起こらない。最初は周りのお客の目を気にして声を出さないようにしていたんだが、途中から全然我慢ができなくなってずーーっと笑ってた。天才だと思う。


 あと出しになってしまって申し訳ないが実は小説としてテネブライには後日談と言えるものがある。事件の登場人物が実際にマンションに戻って怪奇現象に遭うのだが、事件から5年ほどしか経っておらず特に面白いこともない。住処というより人間の後日談なので、マンションは形ばかりに利用されたのだ。


 サボテンの塒はマンションの後日談である。名前を入れ替え、中身(住人)を入れ替え、生まれ変わろうとしている姿にぐっときた。これは私ならではの目線だと自覚している。私の小説は結構世界観がつながっていて、全然違う話でも別の作品にとっては後日談であることが多い。テネブライという物語が、私の大好きな人たちによって地続きにその先の世界が作られたこと、本当に心から嬉しい。「ワシなんてお飾り管理人じゃもん」のセリフまんま使ってくれたのめちゃくちゃ感動しました。


 原案様でございな主張はここまでだ。で、まあ、その後日談がとにかく面白かったのだ。個性的な住人たちなんだ。色々謎の多いマンションなんだ。でも、でも……


 みんな庶民なんだ(笑)


 これよwww玉彩の持ち味よwwwwみーんなその辺にあるもので済ませちゃうのwwwwwなんだよ回覧板ってwwwなんだよとんがりコーンってwwwホウキ全然役に立ってないじゃん……って斧の代わりかーいwwwwwww


 これも玉彩の持ち味なんだけど、必ず正義は勝つんだよね。どこか特撮ヒーローっぽいというか、間にいろいろなテイストを盛り込みながらも、最終的に力を合わせて悪を倒す。その悪っていうのはなんでもいいわけさ。壊れた電気やエレベーターでも、滞納した家賃でも。日常に潜む不満をこういう形で発散する大人の努力というか、遊び心がすごくいい。



 で、皆さんそうやってふざけているけど過去何回も言った通り、演技に関してはノリじゃなくて(悪乗りした臭い場面ありましたがw)結構技巧派なのね。綿密な打ち合わせのもとに組み立てている。ホラーはホラーでやろうとするもんで、途中の昔語りや、終盤の塒争いのところ、怖かった。あのメリハリは驚く。照明の赤も怖かったし音楽の使いどころも盛り上がった。多少雑ながら有名作品のパロディを次々とぶっ込んできて飽きる暇がない。


 ほんとにほんとにほんっとに面白かったの。面白いが細かすぎて全部言い切れないのが悔しい。



 脚本化するにあたって随分苦労されたようで、私はというとワーイ嬉しいありがとうと喜ぶばかりで特に手を貸すといったようなことはせず、ひたすらに本番を首を長くして待っていただけである。なのに前説ではあんな丁寧に紹介してくれて、いっちょ噛みした気分だけ味合わせてくれるんだから憎い。



 ちょっと続きがありそうな終わり方も嬉しかったり。宇宙人編楽しみにしてますよ、なんちて。


 玉彩さん大好き。お疲れ様でした♪




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by kumatalow | 2018-12-02 23:40 | 日常 | Comments(0)
忘年会2018
 私が参加するようになって早4回目の、ソフトバレーチームの忘年会が開催された。

 年上と飲むといいこともあるけどやっぱり下世話なところもあって、親の前で将来のことなどやたら突っ込まれたりするから実を言うと年々面倒に感じていた。酒飲めないし。
 が、今年は年配特有の煩わしさではなく、酒飲みという種族の煩わしさを痛感する会となった。

 私は、どういうわけか年下の相手が下手くそなこの私を慕ってくれる中学生女子(もちろん保護者同伴ですよ!)と隣に座って、飲めない者同士ソフトドリンク制覇しようぜというちっぽけな目標を掲げてわりかし愉快な時間を過ごしていた。催し自体も久しぶりに来てくれた人の近況、これからのチームのこと、その他もろもろの笑い話を交えながら楽しいものだったのだ。

 なぜ急にあんな展開になったのかいまもって全くわからないのだが、飲み放題のオーダーもストップして、さあぼちぼち終わろうかい? というところで、急に先日の練習の連絡網について酔っ払いが管を巻き始めた。ここに書いたところで読んだ人にもなんのこっちゃわからないだろうから割愛するけれども、まあまあの行き違いだ。小さなことだがずっと心に引っかかっていて、酒の力で本音が出たと思われる。そこである一人を結果攻撃した形になってしまい、場内のムードがおかしくなった。平凡な言い方をするとお通夜だ。

 宥めてもすかしても、終わりを迎えたかに見えても「でもさ……」とまた同じ話に戻ってくる。言われた人は素面だから当然凹んでいる。なんだこれはどうするんだ。全員が不安にとらわれたとき、

「帰ろか」

 と、ある人が発した。

 待ってましたーーーーーーーーー!

 その瞬間、全員が一斉に立ち上がり、上着を羽織り鞄をとり、風の速さで靴を履いてバラッバラで店を飛び出した。お決まりの一本締めも今年もお疲れ様でした来年もヨロシクもなかった。私は凹んでしまった人に同情すると同時にうすみっともない忘年会に心の中で草を生やしまくった。
 冷たい夜気に身を縮めながら、凹んでしまった人への慰め会が急遽行われ、なんとか励まして解散となった。楽しい忘年会だったはずなのに、酒が入るとこういう形で壊れることもある。普段だったら絶対に口にしなかったろうし、理性が働くから上手な言い方もできたろう。あんな何度も繰り返すこともなかったろう。普段のその人の人格を知っているだけにそれがアリアリとわかり、酒を飲むこと、酔っぱらうことより、酔っ払いを見ているのは想像以上に苦痛だと知った。今回のように絡み酒ではなくとも、あの一種異常なハイテンションは不気味に映る。

 だから私は飲み会より、お洒落な店で素面で美味しいご飯を食べるほうが好みかな♪
 
 今度は新年会があるらしいが……どうなる!?笑


 チャイナブルーというノンアルコールがとっても素敵。まるで北極の海みたい。甘くておいしい。

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by kumatalow | 2018-12-01 23:59 | 日常 | Comments(0)
  

さらしちゃいな日記。
by サトミッチ
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